イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

ツーリングベストーシーズンの10月も気がつけば最終週に。
そして今週、日曜日は雨とくれば、土曜日の今日行くしかないでしょう。

最近マスツーリングが続いたので、今日は突然の決行でもありソロツーリングにすることにしました。
そして行き先は、自分の心に素直に従えば、秩父でしょ!

ルートは去年初めて通った名栗村から秩父に抜ける、林道広河原逆川線にしました。ここは、チョット
前のツーリングマップルでは通行止めと記されている程険しい道で、昨年走ったときは、本当に抜けら
れるのか不安で、ろくに景色も楽しめませんでした。

今回は、天気もよさそうなのでリベンジでこの道を通ることにしました。とはいってもこのコースは、
舗装こそされてますが、落石あり、浮き砂ありの大変荒れた道で、まさに山越えの道といったSLRに
はうってつけのコースです。

でも考えてみれば、思いつきでこんな道に行こうと思わせるSLRってすごいバイクだと思うんです。
フルカウルやモンスターバイクだったらまずこんなことを思いつかないでしょうし、オフ専用
車だとこんな道じゃもの足りない。日常の道よりチョイヤバ道にチャレンジさせつつ高速走行も、
峠もこなす。こんなオールマイティなバイクないでしょ!

そして、今日の天気は予想より曇りがちでしたが、ベストシーズンだけに去年はほとんど通る車が無か
ったこの林道に、今年は登山者はいるわ、チャリダーはいるわで余計走りにくかったです。

とどめは、高度があがるにつれて霧が濃くなってきたのです。ひどい時は数メートル先がガスで見えなく
なり、このまま足止めになるのか!という恐怖が走りました。しかし、引き返すわけもいかなくそのまま
進み、なんとか昨年は通りすぎた有間峠にたどり着きました。

標高1142mのここから、晴天であれば東京湾も望めるらしいのですが、今日は濃いガスという最悪の
天候で何にも見えませんでした。この周辺にはいつも車が数台止まっているのは、ここから登山してる
んですかね。

ともあれ、文字通り峠を越えた林道は、霧も晴れ無事秩父浦山の下界に戻ることが出来たのです。

そして時間は、お昼時。今日は、前回私の心をつかんだお蕎麦屋さん、小鹿野のしのうちに行くことに
しました。

先客に地元の人が来てましたが、今日も空いてました。今回は、「新そば打ち始めました」のポスター
に誘われ、蕎麦を堪能するべく、もりそばの大盛を注文。部屋には、ストーブが小さく付いているほど、
少し冷え込んでしました。(それでも、頑固にもりそば)

ほどなくして出てきたもりそばは、お馴染みの少し色の薄い、細い蕎麦です。そして私の友人がしょ
っぱいと指摘した麺つゆの辛さですが、ここは赤坂の砂場のように、蕎麦に濃い目のつゆを蕎麦の
ちょっと先だけつけて、ずっると啜り、喉越しを楽しむタイプの蕎麦であり、私はこのパターンが好み
です。

蕎麦をたいらげ、サービスのお新香とそば湯でまったりとする。この静寂の時間がなんともいえません。
そして、今日はこの店のご主人から、「今日のお天気は予報がはすれましたね。」とか、「このオート
バイは、何CCですか?」などと会話を交わしました。

私自身、あまり食べ物屋で馴染み客になるのは、好きではありません。次回訪問する時気を使うから
です。でも、ここだけは自分だけの店としてこれからも永く訪れられたらいいなと思います。

さあ、今日はこれまででこのまま家に直行です。でもここから3時間かかるんだよな。でも、マイフェ
イバリットツーリング最高です。