の話です。
ホンダフリークの私にとって、ルーンというバイクは特別なポジションを占めたバイクです。それはアメリカホンダという限定販売の車種ですが、数ある市販ホンダバイクの最高峰、フラッグシップのバイクだからです。
今カタログに載っているGOLDWINGが325万円に対し、ルーンは、360万円以上とダントツ
の値段を誇っています。
その日本に数台といわれるバイクの動いている所を見れるなんて、なんてラッキーでしょう!今回の
ツーリングは最初のハイウェィ走行から、ぴったり後ろにつきその雄姿を観察していました。
背後からみるルーンでまず目立つのが、そのテールランプです。LEDが二列縦に並ぶこの形状は、
よく日本の役所が通ったなと思うほど、奇抜な形状です。そして、その後輪のぶっとい事。まるで四輪の
タイヤの様でした。また、追い越し車線でアクセルを開けた時の加速といったら、ロケットのようです。
そんなルーンですが、オーナーのルーン氏は気さくな方でいろいろなルーンの話をしてくれました。価格的に高いはずのルーンが、GOLDWINGに装備されているバックギヤが無かったり、実はホーンが後から付けたような、しょぼいシングルホーンであることなど、オーナーならではのこぼれ話を聞かせてもらえました。
そして、今回のツーリングで桜山公園から、安田屋へ向かう途中では、リーダーが先頭でその後を私
が付いて行き、その後ろがルーン氏でした。神流湖から県道71号の道にかけて、ご機嫌のワインディ
ングロードになり、結構ペースも高まり、私も必至について行きました。そして道は、650シングル
には最適なタイトで少し荒れた道になりました。私はさすがのルーン氏も少し遅れているのだろうと、
バックミラーを見るとそこには!ピッタリとルーンが写っているのでした。「恐るべしルーン!」
あとでカツ丼を食べながらルーン氏と会話すると、コーナーは無理せず、短い直線で挽回したとのこと。よくあの重量車を・・・。恐れ入りました。
コメント