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秩父ツーリング最終話。

わらじカツ丼で腹が満たされた我々一行は、本日の最終イベント三峰口駅へSLを見学に向かった。

駅には既にC58の車列がホームにあり、客車には乗客が乗り込み、まもなく出発の時間であった。

入場券を買ってホームに向かい、C58を間近にした我々だった。

鉄の真っ黒な車体は、迫力満点で我々はどこか興奮していた。

そして、出発時刻。

それまで白かった煙突の煙が、真っ黒に変わり、ライトが点灯。そして・・・。

ぶぅおーーーっ!獣の雄たけびのような汽笛が、構内にこだまする!

その時我々は、「探していたものが見つかった。」そんな清清しい気持ちになった。いや、そうに違いない。

のちに、ルーン氏をして「SLは、生き物」と言わしめたように、我々はこの日のSLの姿は忘れることは
ないだろう。

まもなく、秩父には冬が訪れる。