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そもそも一昨年このブログを始めるきっかけも、今回の一ノ瀬高原キャンプに行ったメンバーの
紹介だった。

それから早2年。コンセプトの「焚火を囲みながら酒を飲むことに至福の喜びを感じる…」を久々に
実感できたキャンプに行ってきたのでレポートしよう。

11月23日。各地から大雪のニュースが入る中、見事に晴れ渡った青梅駅前に午前11時
集合したメンバーは、昨年お世話になったツーリングクラブ「エスカルゴ」のリーダー氏(4輪)、
悪友氏(GS250FW),ブロンキー氏(ブロンコ)と私の4名であった。

青梅のスーパーで今宵の宴会の食材と酒を買出し。通常であればこの食材の運搬が悩みの種であるが、
今回はリーダー氏があえて四輪で来てくれたので、その悩みも一挙に解消した。

そして普段は1時間もあれば到着するキャンプ場であるが、この日奥多摩は紅葉狩りの絶好日とあって
道は大渋滞。キャンプ場に4時前の到着となった。

まだ日が落ちていないキャンプ場は、それ程の冷え込みも無かったが、我々以外にも数組のキャンパー
がいたのに驚いた。
そして、到着の乾杯もそこそこに、各自薪拾いや夕食準備など始めたら程なく5時になり、日が落ちて
急激に寒くなってきた。

今回はリーダーの計らいで、バイクでは運搬不可能な大鍋を提供していただき、今夜のメインディッシュ
は、「きりたんぽ鍋!」。
鍋奉行の悪友氏の見事な鍋奉行ぶりにより、皆冷えた身体に鍋の美味しさと暖かさが身体に沁みた。
その後は、食って→飲んで→語らってのサイクルを深夜まで繰り返したのであった。

寒さの方は、食べ物の力とお酒の効用と焚火のおかげでそれほど感じなかったが、20時時点で温度計は
なんとマイナス3度!うそだろー?と疑ったが、ポリ袋に入れた水が氷始めていた!
「げー!このままだと最低気温が出る明け方にはいったい何度まで下がるんだ?」私は一瞬生命の
危険を感じた。とりあえず私の軟弱な装備だと「寝たら終わりだ」と感じた私は、なるべく寝ない事
にした。

そして夜も深け、一人減り二人減りして最後私一人になった。私は一人でひたすら焚火をした。
日頃のストレスを焚火で燃やすかのように・・・。
時刻は午前二時。すると不思議な事が起こった。通常最低気温を記録するのは明け方が常識だが
この日は、23時頃をピークに温度が上がり始めたのである。

それを確認した私は、眠りについた。

翌朝は寒さより、尿意で目をさました。やはりあれから温度は下がらなかったようである。
メンバーにも異常無し。朝日の暖かさに包まれた我々は、前の日の鍋の残りでうどんを作り、幸せな
朝食を取った。
皆今回の耐寒キャンプを乗り切り満足げな笑顔だった。

といわけで、今回の耐寒キャンプは予想に反し、快適で記憶に残るものとなったのである。
これだから、キャンプはやめられません。