東芝のgigabeatV401という機種で、判りやすくいうとワンセグも見れるiPodみたいなもんである。
つまりカテゴリ的にiPodと多分にかぶるところがあるのであるが、手に入れたものはしかたがない。
しばらくこいつについて気づいた事を書いていくことにする。
まず、モバイルで一番重要なその大きさであるが、表面積的には今使っているザウルスとほぼ同じ。
ただし厚みがあり、HDDがある分重さがあるので、ザウルスよりやや大きい感じがするが一応
スーツの胸ポケットに納まるので合格である。
そして肝心のワンセグであるが意外と受信感度が悪いのにがっかりした。ビルの中や移動している電車
の中など圏外になることが多かった。画像は、iPodより大きいがその分荒い。標準画面にすると
クリアになるが小さいのでやはり全画面表示で見てしまう。
その場で番組を録画したり、タイマー予約ができるらしいが、今の所使う機会は無い。
次に操作性は、よくも悪くも日本製的つくりというか、やたらボタンが多い。この辺は、お洒落で
シンプルなiPodとは、正反対の製品コンセプトを感じる。
それ以外には、音楽やビデオを格納できるがこのgigabeatはiPodのiTunesの位置づけが、Windowsの
メディアプレイヤーがあたる。よって使える音楽はmp3、ビデオはWMV形式となる。
ここで困ったのが、aviをWMVにコンバートする作業で、iPodの時はいとも簡単にできたのが
WMVにする時は、やたら変換に失敗するのである。コンバーターも複数試したがそもそもaviについて
えり好みする傾向があるようである。
つまり、それだけWMVという方式が世間一般に普及してない証拠だと感じた。東芝もマイクロソフトが
推奨する形式を抑えておけば大丈夫だとタカを括ったのだろうが、現実は異なるのである。
そんな訳で折角のファイルもiPodに移せるのにgigabeatに移せないものが山と出来てしまった。
ただ最初から電灯線とUSBの二系統で充電できたり、スピーカーが標準装備されたりそれなりの
機能もあるので、今後も使っていく内に感じた感想を書いていこうと思う。
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