今年に入ってからいつもの移動手段であったオートバイが故障で走行不能となって代替え移動手段として利用する機会が増えたのが自転車です。

それが使ってみると意外と早いし、小回り効くし、なによりガソリン代を気にしなくていいと、いいとこずくめである事が判りました。

そこで友人の勧めもありスポーツバイクの世界に足を踏み入れるべく、ショップに行ったり、雑誌を読んだりしました。しかし、知れば知るほど欲しくなるバイクのレベルは上昇する一方で最低15万円以上はかかるのがロードバイク「最初の一歩」の結論でした。

一方当初の目的であるインラインをしに行く為の移動手段として考えると、ロードバイクはキャリアが無い、雨の日泥をはねる、高価すぎて一時も目を離せないなどどう考えてもこれらの両立は難しいと考えたのです。

そこで出た結論は「手段」としての自転車と、「目的」としての自転車は別物だということ。よって移動手段の自転車は「ママチャリ」でいいんじゃないかという事にしました。

実際普段よく行くいこい、小金井、光はどこも私の家からママチャリ30分圏内だし、前かごにはスケートがすっぽり収まって楽チン。まったく不便を感じませんでした。

そこで昨日ちょっと遠出して16km離れた稲北に行ってみました。初めてのチャリ出撃でしたが意外と自転車道が整備されていてゆっくり漕いで1時間でした。「やっぱり、ママチャリ最強!」と思っていたところ同じくチャリ出撃されていた方の自転車に衝撃を受けたのです。まさに、私が探していた自転車でした。

それは、稲北のやくちゃんが乗ってきたクロスバイクでした。実は最初スポーツバイクに興味を持った際クロスバイクに目が行ったのですが、「少しでもロードに興味があるなら最初からロードに乗ったほうがいい」というアドバイスを受けて最近はアウトオブ眼中だったのですが、やくちゃんのクロスバイクは、スケートを積んで遠距離を走るsk8erならではの様々な工夫が施されていたのです。

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まず自転車の銘柄ですが、GIANTのCROSS 0というコンフォートタイプで2010年式のようです。一見クロスバイクに泥除けが付いたぐらいにしか見えませんがなんと定価13万円の高級クロスだったのです。フレームも軽量アルミでフロントサスがついているにも関わらず重量13.3kg。コンポはシマノALTUSの3X9=27段変速。スポークもかっこいのが奢られていたのでした。

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タイヤも700X35Cと太めで歩道の段差やパンクに強いという移動をメインとした時に環境や天候を選ばない仕様となっていました。

そしてこの日最大に目に付いたのがリヤのキャリアでした。これまでもキャリアバッグの存在は知っていましたがやくちゃんの選んだのはまさにインライン搭載にぴったりでした。まず振り分けバッグにスケートが片方づつ入り、二箇所あるボトルケースにはミニパイロンがたっぷり入り(笑)、メインルームにはプロテクタが入りそうです。これもメーカはGIANTの軽量パニアバッグとのことでした。

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しかし、ここで私は一つ疑問に思ったのです。実はオートバイでも振り分けバッグを重宝していたのですが、オートバイはリヤのサスペンションがガードになってタイヤとバッグが接触しないのです。しかし、自転車はそれが無いので真っ直ぐ進んでいるときはいいのですが、コーナリングで傾いた時にバッグがタイヤと擦れて傷だらけになるのではないかと思ったのです。

でもその疑問は直ぐに解けました。このパニアバッグを付けるのにキャリアがあるのですが(これもGIANT製)、そのキャリアがちゃんとタイヤに接触しないようガードがついていたのです。

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うーん、これで完璧だなと思っていましたが、オーナーから意外な弱点を知らされました。このパニアバッグキャリアから外すのが大変なので、自転車から離れるときはなんとキャリアごと外して持ち運ぶんだそうです。しかし重いし、持ちにくいとの事でした。(*^_^*)

この点だけ克服すれば文句なし一日100kmの移動もこなせそうです。

つまり今回の出会いで脱ママチャリの方向性がみえて来ました。クロスバイクでもキャリアをつければスーパな移動手段になり得ることを。

今後は財布と相談してマッチしたクロスを探したいと思います。(*^^)v

それまでは、ママチャリで頑張ります。(ひーめ、ひめ、ひめ、ひめ♪)Σс(゚Д゚с

オシマイ