そうしたら案の定、選手の滑りに触発され「大会に出たい!」という思いが沸々と湧き上がってきたのです。会場でお会いした重鎮のフランスさんもSNSで同じ事を呟いておられましたが、氏が言っておられるように、この大会直後のモチベーションをどうやって一年間キープさせるかが問題なのです。
インラインスケートの楽しみ方は様々ですが、トリックスラロームはこの光杯をはじめ、関東では年に3,4回その成果を披露する場があり、とても恵まれていると思っていました。
私もインラインを初めて6年以上になりますが、未だにこの趣味を続けられるのはこういった目標があることが大きいと思います。
そしてここ数年は、ルーティンを見ていてそこに使われている技を見分ける事ができるようになりました。さらに技の難易度が理解できるようになった事から、さらにトリスラを見る楽しさが深まるようになったのです。
出る方も、光杯出場4回目にしてようやく、「光に住む魔物」に囚われない度胸がつきました。
もっとも、成果は本選の選手には遠く及びませんが、それでも一年かけて温めた自分の滑りを出し切る喜びに味をしめたのです。
そんな自分に悔いのない滑りを重ねていくことにより、「前回の自分を超えること」が次の一年間のモチベーションを保つ原動力になるような気がしてきました。
そこで来年の私の光杯に目指すのは、「らしい滑り」です。スピードや技量ではトップクラスに敵いませんが、ルーティンにオリジナリティを膨らませて、「nakoならでは」のルーティンを披露できればと思います。
そんなことを考えて四六時中アイデアをこねくり回す今日このごろです。さあ、夏はもう目の前、暑さで頭が働くなくなる前に組み立てなきゃ。
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