
今日は、楽しみにしていた6月度の荒川ロングランが雨でキャンセル。
そこで最近馴染んできたSEBA MARATHONについて書きます。
ようやくコロナの外出自粛が緩和され、約100kmほど滑りましたがこの時点で気が付いたこと。
1)まず履き心地。最初の印象でも述べているようにインナーはふかふかで履き心地良し。それは滑っても同じでした。私は今のところ当たって痛いところなし。まさに当たりのブーツでした。
しかし、踵が2時間ほどで痛みだす現象が発生。でもそれはまだ踵とブーツが馴染んでなかっただけのようで、先日は6.5時間でようやく痛みがでました。それだけ、カーボンシェルの踵のホールディングが強い証と思いました。
2)トライアングルカフは、前評判どり足首の自由度が増す代わりにカフに頼らない滑りができないとぐらぐらした滑りになってしまいます。さらにMARATHONはショートカフなので、踝がむき出しの本格的なスピードブーツほどではありませんが、かなりフレームの真ん中に乗った滑りを求められるのでした。今のところ私は滑っていて違和感がありませんが、少しでもよそ見して油断するとバランスを崩しそうになります。

3)フレーム位置は、買ったままですがワンフットで状態を降ろしても、ピタッと安定しているので私に合っているみたいです。当分このセッティングでいきます。
4)全体の作りは惚れ惚れするほどでカスタムパーツと相まって、眺めていても飽きませんが、そのMARATHONで唯一の欠点がありました。それは、「重い」ことです。最初カーボンシェルから連想する、見かけとは裏腹にびっくりする軽さを創造していたのですが、これが実際持った感じは裏切られるほど重い。カタログ値は1650gと決して突出した重さではないのですが、それでも重く感じます。一度ウイールをすべて外しても重かったことから恐らくフレームが重さの原因と思います。これをカーボンフレームに替えたら?
しかしある程度の重さも一定のリズムでフォームでしっかり保てば、慣性がついていいのかも。
結論として、現時点は大きなトラブルもなく、ロングランに出撃するのをたまらなく待ち遠しく思わせてくれるギアです。やはりロングフレームは3輪ショートフレームとは別ものの、ひと蹴りの伸びの良さを感じさせてくれます。
一方、ストライド3をしっかりできて初めてその性能を発揮できるスケートでもあるので、日々精進し今シーズン100km越えロングランにチャレンジしたいです。
では、また数か月後に世界でもあまりない(笑)、SEBA MARATHONのインプレッションをお送りしましょう。

コメント