SEBA MARATHONに対する愛情を綴った駄文その３です。

その2でも挙げましたように、MARATHONはロングランとしての性能を遺憾なく発揮してくれました。特にMARATHONが他の通常のインラインスケートと違う点は、１．ロングフレーム：スラローム用のフレームは231mmですが、MARATHONのそれは、333mm。実に10cmも長いフレームは、これまでに無い直進安定性を生み出します。一方フレーム全体を使いこなすのは技術を要し、アウト・センター・インとすべてのエッジを使った滑りである、ストライド３の習得が必須となります。2．低いカフ：通常のインラインではカフがもっと高く足首を固定しますが、MARATHONではカフに頼れないほど低くなっています。またカフ部分はバックルでなくベルクロのベルトだけなので、尚更固定されません。これは、好みが分かれるところですが私は固定されない分足首が自由になり、特に長距離など足の擦れが減って快適です。３．カーボンブーツ：シェルはカーボンとグラスファイバー製で、インナーも一体式ですが、履き心地がフカフカでどこも足当たりで痛くなることもなく、かつ操作性も文句ありません。さらにインソールも標準とは思えないほどしっかりしたものが付いてきますが、私はシダスのインソールに交換したところ踵のフィッテイングと土踏まずのアーチ補正が効いて、さらに快適になりました。



このようにロングライド・スピードに特化したMARATHONは、他と違う機能が満載なのです。

そんな現状大満足のMARATHONに2021モデルが出ているのをSEBAの公式HPで知りました。（それだけ世界的に売れてる？）Seba Skates / Skates / SEBA - MARATHON 110



一見してわかる違いは、カフバックルがこれまでのベルクロから、バックルになっていることです。しかしこれでは、MARATHONの特徴である足首の自由度が損なわれるので、私はこれはいらないと思いました。

以上MARATHONに関する最新情報でした（笑）

最後までお読みいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

良いお年を！